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6.背 腹 運 動

この運動の前に、準備運動が必要です。

1.背腹運動の準備運動
2.両肩の上げ下げ(十回)
3.頭をキュツと右に曲げる(十回)
  同様に左に曲げる(十回)
4.おじぎをするように頭を前に曲げる(十回)
5.顎を引いて、頭を後ろに曲げる(十回)
6.顔を右から後ろに回す(十回)
7.同様に、左に回す(十回)
8.両腕を水平に上げ、顔を左右に一回ずつ回す
9.両腕を真っ直ぐ上方に上げ、顔を左右に一回ずつ回す
10.親指を中にこぶしを握り、上腕を水平に肘から先を上方に曲げます。
11.腕全体をぐっと後ろに引きながら顎を上げ、頭を後ろに反らせます。


背腹運動のやり方はまず、正座し、膝を少し広げます。腰から頭までを真っ直ぐにしたまま、体を左右に傾けます。ちょうど振り子時計の振り子が動く要領です。視線は真っ直ぐ前を見て頭をふらつかせてはいけません。同時に体が左右に傾くごとに、おなかを前に突き出します。右に傾いた時におなかを出し、体の線が真ん中に戻った時に突き出したおなかを元に戻します。左に傾いた時に出し、真ん中に来た時に戻します。つまり、左右に体を傾けることに二回の腹突き出しをするわけです。腹式呼吸とは違いますので息の仕方を気にする必要はありません。

左右一往復を一回として一分間に五十回から五十五回の速さで計十分間行います。最初からこれだけ行うのは少々無理なので、三カ月くらいかけて徐々に理想のスタイルに近づくようにして下さい。朝夕一回ずつ行います。

念じながら行う六大法則はそれぞれ重要なのですが、座って背筋を伸ばし「良くなる。能くなる。善くなる」と念じながら左右に体を揺すると同時に腹を前に突き出すことを繰り返します。これは次に述べる一連の運動から成っています

左右の揺振運動は交感神経を、また腹部運動は副交感神経を刺激します。

体のバランスが整えられ、気持ちが素直になり暗示のかかりやすい状態になります。

俗に「いわしの頭も信心から」とも言われるように、病気になっている時に、何かを信じ、前向きに考えることが身体にとって良く作用することは良く知られています。がん患者でも絶望的で悲観的な人と、前向きに生き抜く意欲をもっている場合とでは、免疫力に明瞭な差が出てくるのです。

背腹運動をする時は特に、念じて「病気を克服するのだ。健康を増進するのだ。」という意欲が、よく身体に反映される状態になっているのです。ですから、背腹運動をする時は余計なことは考えずに「良くなる。能くなる。善くなる」と念じて行うのが最も効果があるのです。

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